サーフィンワックスの塗り方・ツブツブの作り方(sticky bumps)
stickybumps basecoat
それではワックスを塗っていきましょう。最終的にはツブツブのデッキになるようにワクシングしていきます。「30分くらいでできれば良いや」くらい気長にやるのが以外に大事ですので。
ベースコートの塗り方
■BASECOAT
ベースコートを塗っていきます。平均的にツブツブにしていくには、このベースコートが大事です。ワックスの角の部分をうまく使い、3センチくらいの格子状に、線を引く感じでワックスを塗っていきます。
判りやすく赤い線を引きました(笑
これは線を引いたワックスが交差した部分に、この後もう一度塗るベースコートをのりやすくさせるためです。これを4、5回繰り返します。
更にワックスの角を使い、全体的に塗っていきます。徐々に適当なツブツブになってきます。
ショートボードならまだいいですが、ロングボードはかなり時間がかかります。塗るワックスは8割くらいはベースコートです。これを適当にやってしまうと、うまくツブツブができませんのでしっかりと塗っておきましょうね。
stickybumps cold
■ORIGINAL
更に水温にあったORIGINALのワックスを塗っていきます。これは角を使わないで全体的に塗っていきます。このワクシングは、少しずつ「ツブツブを育てていく」と言うイメージに塗っていきます。
今は12月なのでcoldを使いました。僕はトップコートを使わずに、このcoldをトップコート代りに使います。つまり2層構造です。
もちろんこのワックスの上にトップコートを塗って3層にしてもいいです。
stickybumps topcoat
■TOPCOAT
トップコートは2種類しか出てないので水温にあったトップコートを選びましょう。
サーフィンワックスのツブツブができた状態
更にツブツブの頭を育てていく感じに、ワックスの腹を使って全体的に塗っていきます。トップコートを使わない場合はORIGINALをもうチョット塗ります。
トップコートはサーフィンするたびに、使っては塗りと言う風に繰り返し塗っていきます。
どうでしょう?ツブツブがしっかりできたでしょうか?
水温が劇的に変わる訳では無いのなら、トップコートを海に入るたびに塗っていけばそれでワクシングは完璧です。
ぶっちゃけ、塗り方に決まりなんてありません。好きに塗ったら良いし、滑っても何しても自分のサーフィンなんですから何でもありです。自分なりのいい方法をあみだして、楽しんでいくのもサーフィンの魅力だと僕は思ってます。
■STICKY BUMPS(スティッキーバンプス)
ワールトチャンピオン、アンディ・アイアンズも使用している、世界一のサーフワックスを作り出す「スティッキーバンプス」
▲関連項目 サーフィンのワックスの塗り方(下準備)