サーフィンワックスの塗り方(下準備)

サーフィンワックスの塗り方(下準備)
 
ワックスって言うと「滑る」と言うイメージですね。ッて言うのも車のワックスは光るし水をはじきます。スノボーのワックスも滑るために塗るものですね。じゃあサーフィンは?というと滑り止めに使います。
 
それでは下準備をします。
 
●環境
ワックスを全部張り替える時は、僕は自分の部屋でやります。と言うのも外でやると温度の変化や日照があるからなんです。熱い外部でワックスを塗っても、ボードがあったまっていて、巧くワックスが塗れないですね。真冬でもワックスが硬すぎて、巧く出ないなんて事も。
 
室温22度くらいの環境でやると、うまくワクシングできると思います。
 
ウエットスーツの脱ぎ方
サーフボードに、今ついてるワックスを剥がします。ワックスを落とす周期は使用頻度にもよりますが、4,5回使ったら僕は張り替えています。
 
季節の変わり目には必ず変えます。と言うのもワックスは水温によってチューニングを変える必要があるからです。春夏秋冬って感じでイロイロワックスもでています。簡単に言うと、寒くなると柔らかいワックスが必要と言う訳です。左のようなコームを使うと便利です。
 
当然の事ですが、鋭利な刃物、例えばカッターとか、それから力いっぱいやってもサーフボードが傷つきますので、念のため。
 

waxcomb1ワックスリムーバー
大体ワックスがとれたら、今度は、液体ワックスリムーバーで落とします。表面に液体リムーバーを少したらして、ティッシュでふき取っていきます。この液体リムーバーができる前は、僕はドライヤーを使ってました。最近でもとりあえずワックスを柔らかくするのに、ドライヤーを使っています。
 
このリムーバー、驚くほどワックスを溶かしてくれるので、ワックスのチューニング時には必需品です。石油やジッポオイルなんかで代用してもオッケーです。火事に注意してくださいねぇ。

waxremoverキレイにワックスを落とせれば、サーフボードが見違えるほどキレイになったはずです。

今回は僕の愛用してるSTICKY BUMPSのワックスの塗り方を解説していきます。 左の写真がSTICKY BUMPSのワックスです。
 
メーカーHP http://www.stickybumps.com/
 
このSTICK BUMPSってたくさん種類があって判りづらいってサーファーも多いのでは?
 
単純に考えると、このワックスは3層構造で塗っていくという、今までの常識では考えづらいワックスです。
 
ベースコートstickybumps
■BASECOAT
 
文字どうりベースに。つまり一番最初に塗るのがこのbasecoatです。
□Normal-特に水温とかは書いてませんが一般的に日本で普及してるのは、左側の水色のBASECOATです。
 
□EXTRA-トロピカル・水温が暖かい地域ではこっちのウォームのほうが良くつきます。
 
■ORIGINAL
 
-3層構造の中間に入れるワックスです。
□Toropical-トロピカル 水温24度以上 真夏(水温も上がり、気温も暑い真夏用)
 
□Warm-ウォーム 水温19-28度程度 初夏(だいぶ水温が上がってきた初夏用)
 
□COOL-クール水温14-19度程度 春・秋(比較的水温が低い春や秋用)
 
□COLD-コールド水温15度以下 冬(最も水温が低い冬用)
 
ベースコートとこのワックスとの2層のワクシングでも十分オッケーです。水温が冷たくなるほどワックスが柔らかいです。
 
stickybumps
■TOPCOAT
 
-グリップ力を更に向上させる上塗り専用ワックス
□Warm-ウォーム
 
□COOL-COLD-クール~コールド
 
このTOPCOATは2種類しか出てないみたいです。ORIGINALより若干ベタベタしている感じです。
stickybumps
■GUM
 
-ベタベタ感の強いピンク色タイプSTICKY GUM(スティッキーガム)ワックス
こっちも、トロピカル・ウォーム・コールド・クールと4種類あります。僕自身まだ使って事が無いので、今度使ってみてリポートします。
べたつくので更なるグリップが期待できそうです。たぶんかなりウェットにつくと思います。
 
ガムの香りとピンク色が特徴との事です。ガムの香りって言うのもいいにおいかも。「SEXWAX」のココナッツの香りも結構良い匂いですから。
stickybumps
■TOUR SERIES
 
最近発売された「ツアーシリーズ」。コンペティ用に開発されたモデルとの事です。
 
ベースコートがいらないNEW TYPE。今までのどのワックスより大きな隆起を作ると言う事です。
 
バナナの香りです。
 
stickybumps
■CANDLE
 
アロマキャンドルまである。ブルーベリーとバナナの2種類。
 
最近では3層はめんどいのでベースコートを8割塗ってからトップコートを2割くらい塗るかんじです。

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