バリ島サーフポイント東海岸
バリ島西海岸 潮の干満だけで波が上がるバリ島。バリ島で波を当てるのはかなり難しいです。初めてのバリ島では現地のガイドを雇うか、“バリ島のエキスパート”な友人とバリ島に渡ったほうが良いと思います。
まずは基本的なデータを頭に入れておいておくようにしましょう。
●乾季と雨季
バリ島は一年が乾季と雨季に分かれています。乾季と雨季では風が反対に吹きます。
【乾季】
5月~9月 湿度が低く30度の日でも日陰や建物の中は涼しいです。夜は涼しくすごしやすいです。
乾季は波のサイズがありすぎるくらいある時が多いです。
WEST SIDE(西側)がオフショアのポイント
ウルワツ・チャングー・クタリーフ・ドリームランド・クタビーチ などのポイント
【雨季】
10月~4月 湿度が高く一日中曇っている、日本の「梅雨時」みたいな感じです。と言っても1日中晴れている日も多いですが、朝から曇り空で、夕方や夜は土砂降りの雨なんて時も多いです。雨季の方が日差しが出るとかなり暑く感じます。日焼け止め対策をしっかりしないと、ほんとに火傷します。
EAST SIDE(東側)がオフショアのポイント
ヌサドゥア・スリランカ・ハイアット・サヌール などのポイント
メデウィー MEDEWI
クタから約3時間以上かかるほんとに遠いサーフポイント。日本人にかなり人気がある。ボトムは玉石、ロングウォールを楽しめるクオリティの高い レフトブレイク。ミドルタイドが良い。
そして、 僕の知ってる限りでは、ここバリ島でのサーフィンでもっとも長いライディングが可能な波があるポイント。
ほとんど宿泊施設の無かったマデウィーも今ではたくさんのホテルやロスメンがある。もしマデウィーにサーフィンしたいなら、近くに宿をとったほうが便利です。
バリアン BALIAN
クタから2時間くらい、またはそれ以上かかるかもしれないポイント。ジャングルのような山の中を通る。
河口から左右にレフトとライトの両方に崩れる。とろめの波だがかなりのロングライドが可能。良い波をキャッチできれば思い出に残るサーフィンとなるだろう。
川から流れてくる水がかなり汚いので注意。特に雨の後はかなりヤヴァイです。
チャングー CANGGU<
クタから車で約30分。のどかな農村といった感じの村を過ぎるとチャングーがある。
正面はチューブを形成するレフト。右奥にはロングライドが可能なライト。中央にはチャングービーチと豊富な波が楽しめる。
パドルでのエントリーのためかなり混雑する。
05年にインサイドにコンクリートの壁が入れられた。このためか、ハイタイドでもロータイドでもサーフィン可能になった。
クタビーチ KUTA BEACH
クタから海沿いに広がるビーチ。普段はおとなしく外国人観光客のお手軽リゾートといった感じで波も穏やかだ。が、いったんうねりが入りだすとすばらしい波が顔を出す。何キロも続くビーチのためサンドバーがいろんなところに出来ている。
クタからハーフウェイを北上すると途中からレギャンという名前に変わる。クタよりレギャンのほうがワンサイズ波が大きい。クタが小さい時はレギャンがお勧めです。
クタビーチはバリニーズのローカルが多いので注意してください。ドロップインするとバリニーズは本気で怒りますので、念のために。
クタリーフ KUTA REEF
クタリーフかなりワイドにセットが入ってくる感じのリーフブレイク。いったんスウェルが入りだすと、パーフェクトなレフトが出来る。ロータイドの時は岩がごろごろ顔を出しているので危険です。
クタから15分とアクセスがいいため、かなりのサーファーでにぎわいます。
ボートでのエントリー。
年中お祭りで賑わっているバリ島。お祭りだとボートが出ないのでパドルでクタリーフまで行ったことがあります。片道30分。行きはまだ良かったんですが、帰りはヤヴァイです。
しかもそこまでしてクタリーフまで行ったのに、結構他にもサーファーが来ていました。みんな考えることは一緒なんですねぇ。やられました。
エアポートリーフ AIRPORT REEF
文字どうりングラライ空港(デンパサール空港)の真下にあるこのポイント。クタリーフよりワンサイズ大きなスウェルが届くエアポートリーフ。レフトオンリーのリーフブレイク。
ボートでのエントリーが普通ですが、空港のコンクリートを歩いてエントリーできるようです。未確認の情報ですので、確認する方法があれば確認してみてください。ホテル・プルタミナリーフとも呼ばれているので、このホテルに聞いてみると何か判るかも。判ったらこのサイトにも報告していただけると嬉しいです。
バランガン BALANGAN
バランガン入り口超早いレフトのリーフブレイク。僕みたいなBクラスのサーファーではとても抜けなれないスピードです。でも一緒に入ったハワイアンはこのハイスピードな波を何本も抜けていきました。
見た目はほとんどダンパーです。ハイタイドの時はサーフ可能。パドルでのエントリー。一番左側の岬になっている部分からアウトにエントリーすると結構簡単にピークに出れます。
ロータイド時は洗濯岩のような岩盤が顔を出すのでとっても危険。
アクセスがものすごく悪く、車でロデオをやって2時間かけてバランガンまで行った人も多いと思われます。5年前くらいだったと思いますが。バランガンに1大リゾート計画がありまして、バランガンの周りはすべて舗装されました。
が、大統領が変わり計画が頓挫したみたいで、マンマ放置してあります。リゾートの入り口には、ありえない大きさのガルーダが廃墟となった計画リゾートの象徴としてたってます。
写真はバランガンの分かれ道です。牛が道に走っていて結構のどかなリゾート廃墟です。