2005年2月バリ島
2004年はバリ行けなかったんで 2005年2月行ってきました。
この時期にBALIに行くのは初めて 雨季のど真ん中 バリは乾季と雨季とあって乾季が5月から9月、雨季が10月から4月って感じです。
乾季はほとんど雨も降らず乾燥してる。湿度が無いんで外気は熱くっても木陰はいると涼しい。
雨季はどうなのかなぁと初体験。とにかく暑い。湿気が多いせいか空気がねっとり絡み付いてくる感じ 日本で日焼けしてない冬場は温度差が約30度もあるので、日焼け止めもかなり強力なものが必要だ。僕も日焼け止めをぬりまくったけど結構焼けてしまい帰るときには“肌ボロボロ”になってた。
しかも一部分日焼けした皮がアウトリーフで剥けちゃって、約5センチ幅1センチ位なんですが。海の中で皮剥けても、日焼け止めなんかなくて。。。結局火ぶくれになってしまった。
渡バリの道具 TIPS & GOODS
初めて渡バリする人に簡単に僕の渡バリ道具を公開しよう。(^~^)/
え~これだけ~っ!と言いたくなるよね(笑)
見た目2個だけ。ボードケースにリュックとまあ結構な軽装です。
この方がフットワークが軽いので便利でいい。ちなみにリュックは機内に持ち込めるサイズの物。ボードケースは2枚入る。サイズについては航空会社に電話して聞いて。
●航空会社
僕はガルーダインドネシア航空をいつも使ってます。もっとも格安で旅券の手配ができて、その他サーフボード25キロ、カバンが20キロまで無料と、こんなに貧乏なサーファーを支援してくれる航空会社は他に無いでしょう?アハハ。
●チケット
格安のチケットはサーフィン雑誌を見ると載ってる。オムツアーとかトラベルシーンとか。その他旅行会社の価格比較サイトなんてのもある。電話1本で飛行機の手配からバリのホテル、ツァーオプションの設定なんかもできちゃうし、ホテル込みのツァーにしたほうがいいとか、親切に相談に乗ってくれます。
●サーフボード
まずサーフボード ビーチをほとんどやらない僕は短い板は必要なく“6.3”と“6.8”の2本を用意していく。ビーチやるなら“5.11”位の短いボードも役に立ちますね。クタの砂浜は何キロも長いビーチが続いていてサーフィン可能。
リーシュ3本ほど スケッグを2セット リーフブーツ ラッシュガード長袖半袖各1枚 スプリングかショートジョンのウェットを1枚。日焼け止め1本。真夏用のワックス。トランクス2枚。ビーサン。サーフ用タオル。サーフィンの道具はこんなもんかな。
●薬
薬も大事なアイテム。
日焼け止め・解熱剤・抗生物質・風邪薬・下痢止め・バンソウコウ・テーピングのテープ・ガーゼ・傷薬・目薬・皮膚用軟こう・消毒薬・虫よけ・後シャンプーとかは適当に。 ボールペン・メモ帳・鍵(南京錠)・インドネシア語ガイド・パスポート・国際免許証・お金・往復航空券(笑)。
航空券はツァー会社経由で電話で予約すると、当日カウンターでもらうんで予約確認表だけ持っていけばよい。保険は空港でも入れる、4~5千円位かな。
南京錠はホテルとかでちょっとしまいたい時便利。ハサミ・つめきり・ワインきり・栓抜き・カッター・とか鋭利な金属は機内に持ち込めない 持ち物検査でとられます・ボードケースにしまいましょう。
リュック(機内持込サイズ)お土産用の予備カバン(結構でかい)。
後は日にち分の短パンとTシャツかな。
焼酎とかワインとかは前はバリにはなかったんだけど、最近は普通に売ってるしそんなに高くも無くなったね。
かなりの軽装だけど十分な装備だと思う。足りないものは何でもバリに売ってるから。ほとんどのものはバリで買ったほうが安いよ(笑)。
●予算
よく聞かれるのがだいたいどの位かかる?って。まああんまり説明のしようも無いんだけど、普通のホテルが20~30ドル。ロスメンは2~10ドル位かな。航空券が往復6、7万円って感じで、後は食事とレンタカー代。食事は安めのワルンで飲んで食って夕食500円位。レンタカーはキジャンで1日1000円ぐらいかな。バイクならもっと安いよ。後リーフやるなら移動用のボート代500円位。僕の場合航空券別でだいたい1日1万円くらいで予算たててるかなぁ、これでお土産込み(笑)
フィッシング FISHING
今回も釣りに行きました。波も小さかったんで、5回行った?かな。今回はかつおかなり追いかけたんだけど、あんまりつれなかった。いつもはチャングーからタナロット寺院の沖で釣りするんだけど、そっちはあんまりいないって。で、今回はサヌールの方の”バリクリフ”からスランガンあたりを中心に釣りをした。
かつおは結構いる。群れが小魚をさがして海面にあがってくる。そのとき鳥が群がったりかつおが跳ねたりして場所を教えてくれる。その群れを発見したらダッシュでその場所に行きルアーを投げる。この前までは結構な確立でヒットしていた。が今回はまるであたりが無い。いつもと同じに同じルアーでやってるんだけど食わないよ。
漁師のオンデールも”何で?”と日本語で。ルアーを小さ目のメタルジグに変えたら結構釣れた。もそのジグも2個しか持ってなかった。
1回船で釣りに出るとだいたい6匹位釣ってたかな。それでもバリの釣りにしちゃあショボショボです。つれるときは60枚から100枚なんてざらだったから…
写真の魚はね、ハタの仲間みたいでトローリングの途中で浮いてるのを見つけて。浮き袋が壊れてプカプカとしているのをギャフで引っ掛けた。まだ生きている、20キロはあるトロピカルなハタだった。陸に上がってすぐに市場に売りに行っていた。結構高く売れる魚だということだ。
最後の方はチョット意地になってた気もする。でもリールまいてる時の感触は頭にこびりついてる。また今度来た時はチャレンジしよう (^^)V 釣りもバグースだよ。
2005年2月バリ島
雨季の風は南西が中心でスランガン サヌール方面がオフショアになるのが普通なのだか、今回は違っててクタ方面がオフショアと乾季の風が吹いてた。それはそれで入れるポイントが増えるし、サーファーは分散するしといい事がおおい。
今回のサーフトリップメンバー
今回はこんなメンバーです 他にも千葉の地元の女の子が4人と千葉の伝説の?サーファーノリさんが来たり、ノリさんの知り合いと飲んだりして結構な大人数になった。夜の食事アンド飲みは退屈しませんでした(笑)。
サーフィン SURFING
○バリ南部のサーフポイントです
まだまだ未開のポイントが多数点在するらしい 今年は2月16日~26日で渡バリした。
23日フルムーンってことで、そのあたりスウェルが入ると標準をあわせて。でもフルムーンで波があがる事は無くて後半はほとんどノーサーフなんて日も少なくなかった。 入ったポイントはウルワトゥ・チャングー・ミドル・グリーンボールぐらい。
バリ島サーフィンマップ
ウルワツ●ウルワツ
ウルワトゥはクタから約30分とやや遠目のポイント。
バリ最南端に位置するこのポイントは世界でも有数のパワフルなポイントだ。ほとんどの場合4フィート以下になる事は無いため混雑している。
今回のトリップは波が小さくてなかなか波をキャッチできなかった。
その中でもウルワトゥだけは期待を裏切らなかったかな。コーナーから上がってくるセットは、乗っていくと徐々に大きくなってほれてくる。インサイドまでかなりのロングライドが可能だ。
波のチョイスが結構難しいんだけどね。かなりの回数スプレー飛ばしまくれる。
行けば肩から頭、頭オーバーはあった。
ウルはタイドによってかなり変化するポイント。ロータイ、とくにタイド5以下になったら上級者以外は止めたほうがいい。背中に結構なタトゥーが入る事は間違いないだろう。
サーフィンやり過ぎると帰りの崖を登る階段でふら付いて落ちたら大変な事に!!!なんつっても階段に手すりなんかついてないし血みどろは間違いない。毎年何人かこの階段で帰らぬ人になってるらしい。くれぐれも気をつけて。
●グリーンボール
白とオレンジの豪華なホテルが絶壁に立ってる“バリクリフ”の崖の下がグリーンボール。めったに5フィート以下になるときは無いらしい。インド洋から直接入ってくるスウェルはとてもパワフルだ。
僕らが入ったときは頭、頭オーバー。イージーなレフトかと思いきやものすごいカレントだった。常にかきっぱなし1時間半入ったけど波待ちしたのはほんの10分くらい。超ハードなサーフィンとなってしまった。
波をつかめれば結構いい波で、ぐずれそうでくずれない壁が結構続く。良いのを選べれば4回くらいは当てこめた。最終日でへばってたけど満面の笑顔だった。 V(^ー^)V
ここも崖なのでかなり帰りはきつい。
10分くらい階段をひたすら上りつづけて、最後は肩でヒーヒー息してた(笑)。ポーター(荷物もち)を頼んだ2万ルピーだった
トラブル
それは最終日の事だった。最終日だからサーフィンしたいねって、向かったのはグリーンボール。一応バランガンチェックしたんだけど、あんまり波無くてグリーンボールへ。
グリーンボールで2時間サーフィンして、あがるとヨッチャンが”車の鍵が無い”って。
リュックの中とか結構捜したんだけどどうやら海の中みたい。鍵はあきらめてどうしようか考える事にした。
まず車開かないとお金払えないし、車借りたとこの電話もわからないかなぁ。んじゃ、車開けようかって。で、いろいろ考えたんだけど、針金とか。
結局その辺にあったトヨタの車の人から鍵借りて、”開くかも”位で”ガチャ”と。
開いたよ。
それでいいのか?泥棒やり放題ジャンかとか言いつつ”まいっか”って。
でもエンジンはさすがにかからなかった。エンジンかかっちゃったらそりゃあやばいだろ。トヨタの鍵もってりゃあレンタカー借りなくていいよね(笑)
車の中から借りたところの電話わかったんでその辺にいるバリニーズに電話かけてもらった。なんか適当に電話でしゃべってる。”すぐ来るよ”とバリニーズ。ホントかなとか思って”どのぐらいで来るって”って聞いたら、”すぐ”だって。 でも1時間くらいで来てくれた。
レンタカー屋のスタッフとなにやらもう一人。合鍵持ってくるのかと思ったら違って、合鍵屋を連れて来た。ホントに作れんのかチョット心配…でも5分位でできちゃった。何はともあれすぐ済んで良かったよ。貴重な体験でした。
と言う訳でバリではレンタカーの中には、なんにも置いてはいけないことが良くわかった。鍵はどの車でもドアだけなら開いてしまうのだ。エンジンまではかからないみたいだけどね。って事は、貴重品はどおすりゃいいのさ?
サーフトリップを終えて
雨季のバリは初めてで、今ひとつポイントも定まらずにサーフィンしていた感じ。
やっぱり乾季のバリの方が波がある気がする。それほど記憶に残る波にも乗れなかったし。。
雨季の方が波が小さいので波も無いがポイントも少ない。サーファーも少ないんだけど、ポイントが少ない分集中してしまう感じだ。聞いた話ではスランガンの日本人人気はすごいらしく混んでる日は日本人でごった返してるみたいです。
でも寒い日本で分厚いウェット着ながらサーフィンしている日常から開放されて、つかの間のトランクスサーフィンを今回も満喫できた。
やっぱりバリはいいね。