今年も羽田からのフライトになっていた。
インドネシアに行くのに、なぜ羽田からなのかは判らないが、去年に引き続き、羽田にメンバーが集合した。
飛行機はいつものガルーダインドネシアだ。サーフボード25キロまでは嬉しい。ただ飛行機で送れる手荷物は国際線なら46キロ、インドネシア国内線は20キロと差が激しいので注意が必要。日本からジャカルタまでは良いが、その先有料なんてこともある。(エコノミー)
羽田⇒ジャカルタ⇒ニアスという感じだ。ジャカルタでのトランジットで一泊した。
ニアスの空港からは、でかめのバンで港まで150分。途中凄い雷雨、しかも激しいアップダウンだった。ジャングルの中の一本道をひたすら走る。峠や谷もあり退屈しない。車のエンジンが焼き付くんじゃないかとハラハラするも普通に港に到着した。
今年から就航しているサーフトリップ専用艇「starkort2」。
前回の「ムーンパリカー」を改良した新艇だ。このマザーシップのほかに、移動用の小型の船が2艇ある。このボートでポイントに近づく訳だ。
いろんな意味で新しかった。ベットが2段じゃなくてツインになってるのも嬉しい。リビング&ダイニングも広くなり、みんなでゴロゴロくつろげた。
航路でバニャック諸島あるいは、テロ島に向かうはずが、風が合わないとの事でヒナコ諸島へ。なんでも異常気象が起きていて、例年には無い風が吹いているようだ。
▲asu
ヒナコ諸島pulau asu(アス島)のasuポイントに着いたのは、羽田から約40時間経ってからだった。
波はダブルくらい。ピンポイントで割れてくる。リゾートの前のポイントで20人位のサーファーで賑わってた。セット間が20〜40分3、4本くらい。去年もそうだったけど、日本の腰~腹からの、いきなりダブルって目を疑うような波に最初は慣れない。初日は、もう少し小さいのをお願いしたい(笑
▲pulau asu
3日目は小さくなって危険とノーサーフ。アス島を散策した。ボートトリップはほとんどが船の中なんでたまの上陸はローカルに触れる数少ない機会だ。しかもほとんど無人島みたいなもんなんで、結構楽しい。島にはサーフリゾートがあってホテル・レストランがあった。迫力のあるピットブルはここで飼っている。人懐っこいおとなしいお利巧なpitbullだった。
砂浜のシュノーケリングでは天然の水族館が観れた。
3日目の午後にテロ島に向かう。
風が悪い。この島のメインのポイントチャーチで残りを過ごすことになるとは到着した時は思ってもみなかった。
▲チャーチ
サイズはダブルくらい。割と乗りやすい感じだった。
今回のトリップではレギュラーはほとんど無かった。風が合わないからという事だ。
チャーチでは何日か停泊した。一旦サイズダウンした。肩〜頭でほぼ無風の日は何の練習もできる、グラッシーなスウェルだった。
▲ジェラシック
無人島の岸壁のリーフで割れているポイントがあった。その名も「ジェラシック」。ダブルくらいのチューブの波。良い波だが、何しろ浅いしバキバキのリーフ。同乗のtoshiもリーフで巻かれてザクザク切ってた。一緒に入ってたニュージーランドの人は頭を10針縫う大けが。しかもこの外人、僕らの船に治療してくれとhelp。同乗してた医者のパウロが縫ってた。目の前で見てたがかなりえぐいけが。しかも頭頂部付近。すっかり入る気がしなくなってた。
凄く水温が低い。ただ乗るといきなりチューブ巻いてくる感じで結構面白い。しかも30分ほど貸し切りだった。
▲レバ
チャーチから船で30分。船長が「そういえばあの辺にレギュラーの波あったんじゃ?」って感じで見に行くと素晴らしいライトの波があった。サイズは頭~ダブル。巻いてこないメローな、だがパワフルなブレイク。極上の波だった。
◆photo
北スマトラはほとんど人間の手が入ってない大自然だった。
●帰りの飛行機
帰りは、まずはボートでスマトラ(パダン港)まで。大きめのバンでパダン空港まで。国内便でジャカルタまで行ってトランジット。次の朝羽田っていう感じ。
ジャカルタで5時間のフライト待ち。去年もだったけどこれが一番疲れる感じだった。
今年のインドネシアトリップはスウェルもでかくずっと大きな波だった。どこの島に行ってもいろんなところでダブルオーバーの波がブレイクしてた。インドネシアにはまだまだすごい波がある。
⇒2019テロ島サーフトリップ・ボートライフ編
#サーフトリップ #北スマトラ #メンタワイ #スターコート2