デッキパッドの貼り直し方法
デッキパッドが剥がれるのは割りと頻繁にあることです。僕自身、剥がれたり、貼ったりと何回も繰り返しています。
って言うのも、デッキパッドを買った時についてるのりがあんまり強くないからだと思います。
ウエットスーツ
こんな感じに貼ってあります。
僕は今回は剥がれたんではなく、FCSのフィンカップが浮いてきて、ここから水漏れしてきていました。これはドルフィンとか後ろ足フィンカップあたりをけってしまう癖がある人がなりやすいという事でした。 という訳で、フィンカップの裏側、つまりデッキパッドの下に、シールを貼るために、デッキパッドを剥がして貼り付けるをやります。
用意するもの
● カッター
● ボンド
● マスキングテープ
● ワックスリムーバー
● ティッシュ
ワックスリムーバー
※ボンドは何でも良い訳ではなくて、プラスチック用のボンドがいいみたいです。僕は「コニシ株式会社」の「ボンドGクリヤー」か「ボンドGPクリヤー」を使ってます。強いボンドを使うとデッキパッド自体が溶けてしまって、ベトベトするだけでくっつかない事があります。
ワックスリムーバーは貼ってあるボンドをサーフボードを傷つけずに剥がすには最適なので僕はいつもこれを使ってます。強いはがし液や、はくり剤はサーフボードをいためることもあるみたいです。代用品としては石油やジッポオイルでも大丈夫です。
古いデッキをはがす
まずはどういう状態に剥がれているのかチェック!チョットだけ剥がれているなら、完全にはがしてしまおう。っていうのも、剥がれたところから海水が入って、更に砂が入っている事がほとんどだから。
今はくっついていても徐々に剥がれてしまうと思います。
慎重にチョットずつはがしていきます。カッターで、はがしていくノリの部分を軽くなぞりながらはがしていくと、巧く剥がれます。デッキパッドは弱い発泡性のものです。この時、強引にはがしたりすると、結構簡単に破れてしまいます。最新の注意をはらいながらゆっくり慎重に剥がしていきます。
デッキをはがす
チョットだけ剥がしたところでフィンカップの上に貼るシールをのせてみました。最初は一部分だけ剥がして、フィンカップのシールを貼って、またデッキを貼り付ければ問題ないかな、と考えていました。
デッキを剥がしていくと、意外と砂が入ってて、ペロペロと簡単にはがれてしまう感じだったので、これは全部剥がしてしまえとばかりに剥がしました。
デッキをはがす
●接着部分をキレイにする このGグリップのデッキは色が変わってる部分ごとに分かれているので、黒い部分と、グレーの部分のみ完全に剥がしました。
剥がすとかなりデッキに最初ッからついてたノリの後が残り、これをキレイに落とします。ボード用のリムーバーをチョットかけて、ボンドについてきた「へら」で伸ばしながら、こすっていきます。
やっていくうちにだんだんゼリー状になってきます。そしたらヘラでとって、またワックスリムーバーを塗ってと何度も繰り返します。
そのうちに完全にノリがなくなり、ボード本来のデッキ部分が現れます。最後にワックスリムーバーをもう一度かけ、ティッシュでふき取ります。僕は更にふろ場にもって行き洗剤で洗いました。ワックスリムーバーがチョットでも残っていると、デッキが巧くくっつかないので、キレイに落としてから、デッキを貼ります。
デッキの裏側の砂やゴミを焼く落とします。
ボードを良く乾かしてから、フィンカップのシールを貼り付けました。
デッキを貼り直す
デッキのリペアー
まずデッキをボードにのせます。貼るところにボンドをつけるので、ボードのデッキ部分にマスキングしました。これでボンドをつける場所がはっきりわかります。
デッキをどけて、ボンドを塗ります。全体的にボンドをまいて、後は「ヘラ」で伸ばしていきます。
今度はデッキの裏側にもボンドを塗ります。これもヘラで伸ばします。両側に塗るため、それほど神経質にならないでもしっかりくっつきます。
両方に塗ったら、5分ほど置いて圧着。グイグイと指で押していきます。
貼っておいた、マスキングテープをとります。
30分くらい置いて、もう一度細かく圧着。
終了です。
僕は最初、デッキの黒い部分を「もったいないから貼っとこう」と思って貼りました。 が、ひざの辺りがすれて痛いので、もう一度貼ろうとはしませんでした。
参考になれば何よりです。
ボードのリペアは僕はソーラーパテで応急処置以外はリペア専門のサーフショップに直しに出しています。素人の修理はやっぱりそれなりだからです。もうひとつはリペアの時に出る削った時の粉を、自分の部屋かもしくはベランダや庭にばら撒いてしまうからなんです。
でも今度はプロのリペアの方法を取材してこようと考えています。