サーフィン初心者講座　さし乗り
サーフボードの浮力を利用してテイクオフするテクニック。波のピークを狙ってサーフボードを沈ませ浮力で飛び出す。ほとんどノーパドルでテイクオフできる。キックテイクオフとも呼ばれる。

サーフボードの先端付近を持ち真下に沈める感じで体重をかけてサーフボードを沈める。当然浮力で浮き上がってくる。この反発を利用する。

アウトに上がったセットの大きな波に、思いっきりパドリングしていって、普段なら180度方向転換してパドルしてテイクオフするところを、ピークのところで待ってて、さし乗りします。

この方法なら普通は乗れない波でも結構余裕でテイクオフできます。しかもレイト気味になるので同じ波を狙っているサーファーより良いポジションでテイクオフできます。

ノーパドルと書きましたが実際は１回か２回くらいは両手でパドリングしてからテイクオフしています。波を熟知したサーファーなら｢このポイント｣という刺し乗りのピークが判るようになってきます。刺し乗りは乗れるポイントがピンポイントです。

真下にサーフボードを沈める感じではなくても、サーフボードのテールが水の中に４５度くらいに沈めば浮力が起こり瞬間的に加速します。チョット言葉では説明しにくいです。

刺し乗りはあくまでこういうテイクオフもあるという選択肢です。基本はやっぱりうねりからパドルしていってスピードをつけて波に乗ります。刺し乗りではあんまりスピードがつきませんからね。
さし乗りの練習法

僕は普段からさし乗りの練習をしています。
移動のパドリングに入るときにサーフボードをグット真下にさして浮力を利用し普通のパドリングに入って行きます。
いきなり初速が付くのでほとんど癖になっています。体が刺し乗りを記憶している感じなので、とっさの時もいきなり刺し乗りができます。