超高性能トラック・セイスミック

45SideViewSEISMIC セイスミック

SEISMICのトラックはハンガーの反発に「ブッシュ」じゃ無くてスプリングがついてます。このスプリングが意外と難しいんです。多分僕も良くわかって無いのかも知れません。

僕はカスタマイズの手始めとしてこの「SEISMIC」を買ったとこからカスタマイズを始めました。 トラックの記事はここをクリック

SEISMICはトラックの角度が45度と30度の2種類があります。

左が30度で、右が45度です。僕はイロイロ調べて、フロントに45度、リアに30度をチョイス。この写真には黄色のスプリングがついてます。

僕はフロントに白のsuper light リアには深緑のextralightのスプリングを選びました。それでも反発が強すぎて、サーフィンの陸トレをするにはとても無理な感じでした。曲がらないし、カットバックって感じにはとてもならないって言うのが、SEISMICをつけた初めの感想でした。

seismic_105_f_45_250SEISMICって「サーフスケートには向いて無いの?」とイヤな予感が頭をよぎりました。
SEISMIC Truck 180mm セイスミック
トラック 軽量化されたNEWバージョン 横方向への踏ん張りを出したい方、幅広ワイドデッキに。サーフィン陸トレにもお奨め。キレの良い45度(標準スプリング:黄) 、リア用30度(180mmの標準スプリングはダークグリーンに変更になりました)、お好みでスプリングを変更できる、ということでした。

左から反発が弱い順に並んでいます。バネがだんだん太くなっていきます。僕がチョイスしたのは左から1番目と2番目です。

メッチャ反発が弱いのを選んだつもりでした。

サーフスケートにはフロントのトラックの反発が大事なキーです。フロントにつけるスプリングはこの白いスプリングでも、全然強すぎます。

どっちかって言うと、「スプリングが無い」ほうがいいのでわ。とフロントのバネを取ってみました。

こうなると、フロントがゆる過ぎて、使いづらい?かと思われたのですが、これで「SEISMIC」の性能が十分に判りました。フロントの反発を無くす事で、サーフィンに近い体の使い方が出来るようになりました。

SEISMICの良さがわからない人には、このフロントのスプリングを取ってしまうと言う若干無謀とも思えるセッティングにチャレンジしてみて下さい。

こうする事でフロントの反発の分の割合まで、リアのスプリングにかかるので、割と丁度よくなります。しかもフロントは「ぐにゃぐにゃ」に曲がるので、調子よくなります。

ある日近所のムラサキスポーツに行きました。

「ムラスポ」でサーフスケート用の白のSUPER Lightより弱いスプリングが、SEISMICにつけてありました。

店のスタッフさんに
僕 「バネだけ売ってください?」

と聞いてみたら、

スタッフ 「バネは3セットからじゃないと売れません」と言われました。

3本もいらないので、止めときました。

でも、スプリングのサイズは測ってきました。

スプリングを作る

200611052252000SEISMICのバネを使ったこの車のショックのような物。実は分解すると中にもう一つ細いバネが入ってるんです。

でもムラスポにあったスプリングにはそれが無かった。僕も同じようにとりあえず、中の細いバネを取ってみました。

これで普通に組むと前より1センチ短くなってしまい、トラックにはまらなくなりました。ムラサキで測らせてもらったスプリングと同じのがあれば良い訳なので、早速ホームセンターに。

線の太さ、巻きのパイ、長さ、巻きの間隔と全部一緒じゃないと合わないので、かなり探しまくりましたが、結局見つかりませんでした。

でも1センチ長いものならありました。とりあえずこれを買うことに。

spring1参考までにこのバネの仕様とサイズを書いておきます。
材質; ステンレス 押しバネ 線径1.6mm
外径16mm 巻数18巻 発売元 (株)モリギン 販売 テルウェルホームセンター

早速はめてみると、やっぱり1センチ長いって言うのは全然長すぎます。トラックが首を振った時に、よれて曲がってしまいます。これより1センチ短いバネを探すのは多分不可能だと、思ったので、じゃあ、このバネを切って、後1センチ短くすればいいかな?と。

針金カッターを借りてきたんだけど、びくともしない。これはサンダーとかじゃないと、手動じゃ結構無理かも。と、あまりに硬いので。。。

それじゃあ。ッていう感じで、真っ赤になるまで火にあてて、柔らかくなったところを切る。ッてやってみたら、1げきで切れました。

spring2それで組んでみるとばっちりです。「ムラサキ」で見たのと同じのが出来ました。

首を振ってみるとスムーズに動きます。

滑ってみるとさほど変化はありませんが、フロントトラックの「グニャグニャ」感は軽減されました。ますます調子よくなった感じです。

と、自作してみましたが、あんまり褒められた事でもなさそうです。自作は自己責任です。事故が起こる場合もあるので、やはりメーカーが売っているのを使ったほうがいいみたいです。

でも超楽しい。 ウヒャヒャ~♪

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