自作サーフスケート・デッキ

前置き

僕はサーフィンの陸トレとして、スケボーをやっています。っていうのは結構前からの話で今始まった事ではないわけです。でも、噂ではスケボーはかなり進化しているという噂だったので、これを確かめねば、と。

2006年の夏、千葉にある「ブックオフ」で初めてそのロンスケに出会いました。1メートル10センチとスケボーとしてはロングの分類に入ると思います。初めて乗った時の感想としては、「曲がらないスケボー」って言うのが第一印象。サーフィンで言うと「調子悪い」って感じです。

・このままでは面白くないので手始めに「トラック」を替えてみる事に。
トラック周りのパーツの記事はここをクリック

・そして今度は、更にウィールとベアリングを買いました。
「ウィールの交換」の記事はここをクリック

・ウィールとベアリングをつけたのは良いのだけど、これだけでは、デッキにウィールがぶつかってしまって、滑りません。今日はウィールをつけたその後の処理の方法について書いていきたいと思います。
ウィールがバイトする

パイが75mmもあるウィールはなかなか見つけることは出来ませんでした。こんな馬鹿でかいウィールをつけてしまったので、トラックが曲がるたびにウィールがデッキの裏に当たってしまうと言う事に。

思いっきりターンに行くと急ブレーキがかかって吹っ飛んでしまうなんて事も何度か経験しました。

この現象を「ウィールがバイトする」って言うらしいです。このままじゃ曲がれないし、何しろ危ないので、とりあえずトラックをあげることに。
プラスチック製のライザーをトラックとデッキの間にかます訳です。ライザーはゴム製のものも出ていて、5mmから10mmと厚みも何種類か出ています。

僕が考えるにこのライザー確かに便利だけど、1枚200円はお高い感じがしたので、ホームセンターで5mmと10mmのゴムのボードを買ってきました。トラックの台座に合わせてカッターでカット。1枚300円で4枚ずつ取れました。こういうところは意外とケチっていかないと。

フロントのトラックに25mm、リアに15mmのゴムをかませました。これでもまだバイトします。

もう1枚ゴムのライザーを入れようと思ったんですが、「アングルライザー」って言うのが、トラックに角度がつくんでもっと回転性が上がるということだったんで、早速オーダーしました。これで200円。

これで72mm更に上がったんですが、まだバイトしています。あんまり上げすぎても、今度は滑りにくくなってしまうらしく、トラックを上げるのはこの程度で終わりにしました。これでも30mmくらいはトラックが上がりました。
seismicのトラックはこんな感じで首を振ります。フロントはseismic45度をつけましたので、こんな感じです。
ウィールを75mmのパイのでかいのを選んだので当然デッキにウィールが当たってしまいます。パイは円周のことです。オッパイじゃないのは言うまでもありません。

実は削る前の写真をとるのを忘れていました。

まずは、タイヤが当たる場所を確認して、そこを軸に、でかめのカッターで削っていきます。僕はオルファのカッターを使いました。怪我には十分注意してください。手前に引くようにカッターを使うとヤヴァイです。結構な確立で自分を切りますので念のため。

僕はデッキを削るのは初めてでした。が、まあそれなりに巧く削れたと思います。

サイトを見て回ると割りと普通に皆さんデッキ削ってますね。僕の場合もうトラック上げるの限界なんでこれしか選択肢がありませんでした。
左側は裏から見た削り具合です。右は表から見た感じです。

上から見るとデッキが2センチほど「えぐれて」います。

こうなってしまうのは、カスタムしているからです。コンプリート(完成品)なら、こんな不具合はあんまりありません。

とはいえ、こんな感じで自分が作っていくのは結構楽しいです。デッキの価値はグッと下がってしまいますが、全然気になりません。

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