ハドリングについて

パドリングしよう

サーフィン始めようって言う人ならサーフィンビデオで見たことがあるでしょう。サーフボードに腹ばいになって水泳のクロールのように進んでいくサーファーを。これをパドリングと言います。

簡単そうに見えてこれが意外と難しい。 僕なんかは未だに巧くできていない気がします。
僕はショートボーダーなので、ショートボード用の説明になります。

パドリングのバランスの難しさ

まずはボードを海に浮かべます。ここに腹ばいに寝そべります。これが意外と簡単そうに見えるんですが、バランスがとれない事に驚きます。
ボードの中心に体がないとすぐにひっくり返ります。

ボードの中心にうまくバランスよく乗るには、腹筋の上部あたりを中心にして重心をとることです。その時に上半身を反らせできれば足を閉じる。これがパドリングの基本姿勢となります。

ポジショニングのコツとしては、サーフボードに腹ばいになった時、手を伸ばしてサーフボードの先端に手が届くぐらいの感じで。サーフボードの真ん中にある木の部分(ストリンガー)を目印に。

イロイロな場合のパドリング

「さあ、乗るぞ!」って言う時のパドリングとゲッティングアウト(沖に出る)する時のパドリングは基本的に違います。

ゲッティングアウトする時や移動するパドリングは水泳のクロールというよりも平泳ぎ的なイメージです。早く動くより長く漕ぐというイメージです。
クロールのように体の真下にいく感じではなくて、下45度くらいの感じで。。サーフボードを船と考えると、それを漕ぐオールのように腕を出していきます。

「乗るぞぉ」って言う時のパドリングはこの時だけのために残しておいたフルパワーを使います。ここで思いっきりパワーを使ってパドリングできなければせっかく必死こいてパドルアウトしてきた意味がなくなってしまいます。
この時のパドリングはいつもよりサーフボードの近くをかきます。これでマックススピードを出すパドリングができます。

パドリングの時、指は少し開き気味にしておきます。

パドリングの重要性

パドリングが早くなるとサーフィンそのものが変わります。というのも今まで乗れなかった波に追いついて乗れるようになるからです。波数乗れるようになると加速するようにサーフィンが上達していきます。

サーフィンが巧くなりたいならひたすらパドリングの練習をすべきだと僕は思います。

混雑しているポイントでサーフィン中1本の波に5人がパドリング。自分の方が良いポジションにいるのにテイクオフの早いサーファーに波をとられたなんて経験あるはずです。

パドリングのスピードが速くなると劇的にサーフィンが変わるといっても言い過ぎでは無いと僕は考えます。僕自身1ヶ月ほどブランクができてしまった時なんかはほとんど波に乗らずにひたすらパドル&ドルフィンを繰り返して筋力を取り戻している日がたまにあります。

パドリングのトレーニング

パドリングのトレーニング方法はあんまり無いと思います。それでもいくつかは紹介されています。

それでもやっぱり海で実際にパドリングするのがパドリング上達の近道だと思います。

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